薬剤師は退職代行で即日退職できる？使うメリット・デメリットを解説

このような悩みを解決します。

最近流行りの退職代行ですが、薬剤師でも使えるのか気になるところですよね。

僕もそうでしたけど、職場の人間関係が悪かったり、ハラスメント受けたりすると即日退職したくなるのは当然だと思います。

結論から言うと薬剤師でも退職代行で即日退職することは可能です。

ただし、正しい手順を踏んで退職代行を依頼した場合に限りますね。

そのため退職代行について正しい理解をしておく必要があります。

本記事では、薬剤師が退職代行でやめるステップだけでなく、即日退職するためにすべきことをまとめました。

仕事でお悩みの全ての薬剤師のために書きましたので是非参考にしてください！

薬剤師は退職代行で即日退職できる！ただし、準備が必要

先述したように、薬剤師の方は退職代行サービスを活用すれば、即日退職が可能になります。

しかし、即日退職を実現するには、いくつかの準備がいりますね。

ここでは簡単に解説します。

まずは退職理由を明確にすること

退職代行サービスを利用する際は、まずあなたの退職理由を明確にしておく必要があります。

退職理由が曖昧だと、退職交渉にも影響してしまう可能性があるためです。

• なぜ今の仕事を辞めたいのか。
• なぜやめるために退職代行を使うのか。

少なくとも、上記についてははっきりさせておくべきでしょう。

突発的な行動でやめてしまうと後悔しかねないです。

退職代行は労働組合か弁護士を選ぶ

事前にどの退職代行使うのか調べておくことをおすすめします。

なぜなら、退職代行には大きく3つの種類があるためです。

それぞれに特徴があるので、自分に合ったものを選びましょう。

なぜなら、会社と交渉ができるだけでなく、金額も金額も金額もほどほどに抑えられていて、成功率がほぼ100%だからです。

まあコスパがいいんですよね（3万円くらい）。

弁護士に頼むとより確実ですし安全ではありますけど、費用が非常に高いです（10万円以上）。

会社から訴えられてるとか、反対に会社を訴える場合は弁護士に依頼でいいと思いますけど、給料とか有給の交渉がしたいくらいだったら、労働組合の退職代行で十分です。

代行業者と十分に打ち合わせる

最後に、退職代行業者とよく打ち合わせを行い、スムーズな退職手続きができるよう準備しておくことが重要です。

なぜなら、情報提供が不十分だと失敗リスクが高くなるからです。

退職代行業者には包み隠さず情報を伝えましょう。

言いたくないこともあると思いますけど、よっぽど言いたくないことを除いて伝えてください。

結果的に良かったと思えるはずです。

薬剤師が退職代行で「確実に」即日退職するためにすべき対策3選

退職代行サービスを利用して、薬剤師の方が即日退職を実現するためには、いくつかの対策が必要です。

退職代行を使って退職できなかった、失敗したなんて、死んでも嫌ですよね。

ここでは、確実に即日退職するためにおすすめの対策3つをご紹介します。

ハラスメントなどをされているなら、証拠を作る

まず1つ目の対策は、ハラスメントなどの不適切な扱いを受けている場合、その証拠を作ることです。

上司からの嫌がらせの記録や、同僚からのいやがらせのメールなどを保存しておくと、退職交渉の際に有利になります。

もし証人が用意できるなら、最高ですね。

でもなかなか難しいと思います。同僚が敵の場合はありますし。

なので自分ができる範囲で証拠を作りましょう。

録音でもいいですし、録画でもいいですし、相手が馬鹿だったらメールとかに記録を残してくれるのでそれで十分です。

毎日の心情やあった事実を日記に書く

次に、退職に向けて日々の心情や事実を日記に書き残しておくことをおすすめします。

法的にも日記は効力が認められているためです。

辛いかもしれませんし、数ヶ月といった長い期間の記録が必要ですけど、あれば非常に強力な武器になります。

毎日どんな出来事があってどんな思いをしたのか、言葉にしてください。

紙に書いてください。それだけでも心が軽くなるはずですし、最強の武器になってくれます。

心身の体調不良なら、診断書を出してもらう

最後に、ストレスなどで心身の体調が悪化している場合は、医師の診断書を取得しておくことが重要です。

診断書があれば、健康上の理由から即時退職を求めることができます。

法的にも「やむを得ない事由」として認められているので、即日退職できます。

会社は診断書を無視できないので、あなたの敵に報いるだけでなく退職も可能です。

以上、3つの対策を行えば、退職代行サービスを利用する際に、より確実に即日退職を実現できるはずです。

ぜひ参考にしてみてください。

薬剤師が退職代行で辞めるメリット

薬剤師の方が退職代行で辞める場合、様々なメリットが得られます。

ここでは、そのメリットについて詳しく見ていきましょう。

即日退職が可能（条件次第）

まず大きなメリットとして挙げられるのが、即日退職が可能になることです。

もし仮に会社の就業規則で、退職は3ヶ月前とか半年前とかに告知しろ、と言ったような文言があったとしても、法的には2週間で退職が可能です（民法627条）。

また前述の通り、ハラスメント受けていたり真摯な状態が不安定だったりするならば、やむを得な事由として即日での退職が可能です。

即日の場合は会社との合意が必要なので、必ずしも全員が即日退職できるとは限りませんが、やむを得ない事由に該当するならばやめられます。

退職後のトラブルを防げる

退職後のトラブルを防ぐことができるのも、退職代行を使うメリットの1つです。

実は退職手続きの際、トラブルは意外と起こりがちです。

退職金が少ないとか、有給が消化できないとか、残業代が払われてないとかですね。

このようなケースにも退職代行なら対応できます。

労働組合か弁護士の退職代行なら交渉ができるのでおすすめです。

ただしや退職金や残業代などの「請求」に関しては、弁護士でなければできません。

そのため請求まで見据えていたり裁判を起こしたりすることまで考えてる場合は、弁護士に依頼することをお勧めします。

精神的ストレスが軽減される

最後に、精神的なストレスが軽減されるというメリットがあげられます。

退職手続きってかなり面倒くさいです。

会社と交渉して、貸与物を返して、保険も切り替えてやることが多すぎるんですよね。

退職代行なら、退職の手続きを代行してもらえるため、自分で対応する必要がなく、ストレスが軽減されます。

何より退職慣れしているプロに任せられるので、ミスがないです。

薬剤師が退職代行で辞めるデメリット

退職代行で辞める際には、デメリットも存在します。

知っておかないと危険です。

ここでは、退職代行を活用する際のデメリットについて解説します。

即日退職できるかどうかは人による

まず1つ目のデメリットは、即日退職が必ずしも実現できないということです。

ニュースやSNSでは退職代行なら即日退職できる、みたいな言い方をされていますけど、即日退職できるのは会社から合意を得た人だけです。

基本的には民法第627条にのっとって、最低でも2週間はやめられません。

ただし、やむを得ない事由に該当する場合は、即日退職できる可能性があるので、いつでもやめられるように準備をしておくことをおすすめします。

癖になる可能性がある

次に、退職代行の利用が癖になる可能性があるのも問題点です。

僕もそうでしたけど、退職代行めちゃめちゃ楽です。

退職ってこんな簡単なんだと思います。

何が問題かというと、退職が簡単と思ってしまうことですね。依頼すればいいだけなので癖になります。

逃げ癖がついてしまうとどこに行っもやっていけません。

繰り返すと業界内で噂になる

最後に、退職代行を繰り返し利用すると、業界内で噂になる可能性があるのも懸念点です。

基本的には個人情報保護が適用されますけど、業界ではバレます。

1回程度なら大丈夫ですけど、2回も3回も4回も繰り返していると、バレます。

転職の際に見られるのも、退職代行でやめたかどうかではなく、なぜ辞めたかなんですけど、何度も何度も退職代行を使う人は短期で離職する傾向であるので、やはり不利ですね。

そのため、退職代行を使うのは、本当に追い込まれた時だけにしましょう。

退職代行を使うべき薬剤師の特徴

退職代行は、薬剤師の方にとって非常に有効な選択肢の1つです。

では、どのような薬剤師が退職代行を使うべきでしょうか。

またどんな状況なら使うべきなのでしょうか。

いくつかご紹介します。

ハラスメントやいじめを受けている場合

まず1つ目は、上司や同僚からハラスメントやいじめを受けている場合です。

僕も独身くそ女上司にハラスメントされてた経験ありますけど、ほんとつらいですよね。

一応目上だから逆らえないし、すげえ陰湿だし、逃げられないし、本当辛いと思います。

この場合では、放置すると僕みたいに不安障害になるかもしれないので、退職代行の利用を強くおすすめします。

あんなクソ野郎どものせいで、あなたの健康害す必要はないし、貴重な人生の一部を汚す必要もないです。

心身の健康を害している場合

次に、ストレスなどで心身の健康を害している場合も、退職代行の利用を検討すべきでしょう。

仕事を頑張りすぎてしまって、適応障害とか不安障害とかうつ病とか、なりかけてるかもしれません。

不眠とか消化不良とか呼吸困難とか、なぜか涙が出てくるとか、こういった症状が出てる場合もかなり危険です。

休職という手もありますし、まずは休んでください。

あなたはそんなに追い詰めた会社に尽くす意味はないので、しっかり休養取ってから、もしくはすぐに、やめてください。

もう十分頑張ってます、あなたは。

家族の介護が必要な場合

また、家族の介護が必要な薬剤師も、退職代行の利用を検討するといいでしょう。

家族の介護は法的にも退職の理由として認められてます。

介護できなかったら人は死にますからね。

そのため、家族の介護で実家に帰るという理由でも2週間でやめることが法的に可能です。

やめさせてもらえないなど、自分では退職手続きが困難な場合

最後に、上司から退職を許可してもらえなかったり、退職手続きが複雑で自分では対応できない場合も、退職代行の利用を検討するといいでしょう。

これはもう会社が悪いです。

明らかに法律違反ですし相手する必要ないです。

退職代行で残業代や有給消化をしつつやめましょう。

この際は労働法に乗っ取って対応・交渉してくれる労働組合による退職代行がおすすめです。

もっと徹底的にやりたい場合は弁護士でいいと思いますが、高いので余裕がある方にはおすすめします。

薬剤師が退職代行で辞める流れ

薬剤師が退職代行サービスを利用して職場を辞める際の流れは、下記の通りです。

ステップ1: 退職代行サービスの選択

まず、薬剤師は退職代行サービスを選択します。

サービスの選択時には、口コミや評判、料金体系、対応の速さなどを考慮し、自分のニーズに合ったサービスを選びましょう。

会社から訴えられていたり、逆に訴えるつもりがないなら、退職代行ジョブズで良いと思います。

労働組合と提携してますし交渉も可能だからです。

費用も弁護士より安いので、確実かつ安心してやめられます。

ステップ2: 初回相談

選択した退職代行サービスに連絡し、初回相談を行います。

この時、現在の職場状況、退職の理由、希望する退職日などを詳細に伝えましょう。

大事なのは情報を隠さないこと。

情報が足りないと退職できませんし不利になります。

確実にやめるために情報は包み隠さず伝えましょう。

ステップ3: 契約と料金支払い

退職できることやサービスの範囲を確認したら契約です。

契約前に料金を確認し支払いましょう。

大事なのは追加費用がないか本当に金額はこれだけかということを確認することです。

格安の退職代行では、後から追加費用が発生する事例もあるのでおすすめしません。

ステップ4: 退職代行サービスによる職場への通知

契約後、退職代行サービスがあなたに代わって職場へ退職の意向を通知します。

あなたは待つだけです。

職場に行く必要もありません。

この際、有給消化や未払い給料の交渉もしてくれるので、頼んでおきましょう。

民間の退職代行だと交渉ができないのでおすすめしません。

ステップ5: 退職手続きのサポート

退職の通知後、退職日までの手続きや、必要な書類の提出などを代行業者がサポートします。

あなたは代行業者に言われた通りの書類を用意し郵送するだけです。

ステップ6: 退職完了

退職日が到来し、すべての手続きが完了したら退職です。

お疲れ様でした！

薬剤師が退職代行を利用する際の注意点

薬剤師が退職代行を利用する際には、いくつかの注意点があります。

以下にそのポイントをまとめました。

以上が薬剤師が退職代行を利用する際の注意点です。

自身の状況や法律を理解した上で、慎重に判断を行ってください。

退職代行を利用することでスムーズな退職が可能となりますが、それによって生じるリスクも念頭に置いておくことが大切です。

薬剤師におすすめの退職代行4選

ここでは、薬剤師におすすめの退職代行を4つご紹介します。

まとめ：薬剤師は退職代行で退職できるが、準備しておくとより確実！

薬剤師が退職代行サービスを利用することにより、円滑に退職手続きを進めることができます。

薬剤師の退職を考える理由は人それぞれですが、職場の人間関係や過重な業務負荷、転職希望などさまざまな要因がありますよね。

退職代行サービスは、薬剤師の要望や法律に基づいて退職手続きを代行することで、薬剤師の負担を軽減し、円満な退職をサポートします。

退職代行サービスを利用する際には、信頼のある会社を選び、費用や契約内容、手続きについて注意深く確認しましょう。

また、退職代行サービスを利用した薬剤師の口コミを参考にすることで、退職代行の利点や効果を把握することができます。

退職が難しいと悩んでいる薬剤師の方は、退職代行サービスの利用を検討することで、円滑な退職を実現できるかもしれません。

スムーズに退職と転職活動が進むことをお祈りしています。