県産品詳細
ゴーヤー/にがうり
ゴーヤーは原産が東インドあるいは熱帯アジアといわれ、沖縄へは東南アジアや中国あたりから伝わったとされています。沖縄は厳しい暑さのために夏場にとれる野菜が非常に少ないので、暑い時期でも元気に育つゴーヤーは貴重なビタミンC・カロチンなどの供給源として重宝がられたと思われる。
また、体を冷やす効果や食欲増進効果があることから、暑い夏をのりきるための健康食品として南国沖縄の食生活に根付いていったのではないかと考えられます。

ゴーヤーについて
ゴーヤーの種類
沖縄県を代表する野菜を思い浮かべると、まず思いつくのは「ゴーヤー」ではないでしょうか?
実は皆さんの食卓に並ぶゴーヤーは年間を通して1品種ではなく、時期によって品種が違うのをご存知でしたか?
意外と知られていないゴーヤーの品種。
この動画を見て、ゴーヤーの特徴や品種について学んでみよう!!
取材日:2014年4月
群星(むるぶし)
沖縄の八百屋さんでよく見られる太くてずんぐりしたゴーヤー。沖縄県が世界で初めて開発した雌花率100%の奇跡のゴーヤーを 母 に持つ。
汐風(しおかぜ)
群星と寒さに強い品種を交配させ冬期にハウスでも栽培できるように品種改良されたゴーヤー。
島風(しまかぜ)
露地で栽培されることの多い品種。群星や汐風に比べて雌花の数が少ないため、虫媒による着果過多を抑制できる。
夏盛(なつさかり)
群星よりも高温に特化し、夏季の秀品率を高めた品種。平成18年から育成が始まった。
ゴーヤーの効能

ゴーヤーといえば、豊富なビタミンCで有名な野菜です。100g中にキャベツの約4倍に相当する120mgのビタミンCが含まれています。通常加熱すると壊れてしまうビタミンCが、ゴーヤーの場合は、炒めても100gあたり110mgとほとんど変わらないのです。
ゴーヤーの苦みの正体は、苦み成分である「モモルデシン」。このゴーヤー独特の苦みは、食欲を増進させる効果があるといわれています。その他にも体を冷やす働きや整腸作用もあり、暑さで弱った胃腸に活力を与えます。更に、ビタミンCは疲労を回復させ、夏風邪などの病気に対する抵抗力を強める働きもあるので、沖縄では夏バテ防止とし頻繁に食卓にのぼる夏の定番野菜。
生産農家
沖縄南部地区の生産農家より、ゴーヤーがどのように栽培され出荷されているかを動画で紹介。ゴーヤーは、沖縄では年中栽培可能ですが、本当は夏の野菜です。最盛期は4〜5月、平均気温24度位がゴーヤーにとってよい温度です。
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卸売り市場
中央卸売り市場(沖縄)で行われるゴーヤーのセリの様子をご紹介。農家から持ち込まれるゴーヤーは、ここで取引されて県内、全国へと出荷されます。もちろんゴーヤーだけではなく旬の野菜がいっぱい並んでます。(申し込みをすれば、一般の方も見学可能。)

栽培の仕方
家庭菜園ゴーヤー育成ガイド
ゴーヤー栽培を考えている方必見!ゴーヤーの栽培方法を動画で分かりやすく説明します。
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1. 道具を揃えよう!
動画再生ベランダで栽培できるゴーヤーグッズを紹介。
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2. ゴーヤー棚作り
動画再生土作りから種の育て方、苗の植え方までを解説。
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3. ゴーヤー開花&受粉
動画再生栽培開始から30日目にゴーヤーが開花しました。ゴーヤーの花と受粉の様子もご紹介。
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4. ゴーヤー収穫
動画再生苗を植えてから44日目、ついにゴーヤーを収穫!収穫の様子をご紹介!
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5. ゴーヤー料理 その1
動画再生ついにあの沖縄料理界の巨匠?が登場!手塩にかけて育てたゴーヤーを調理していただきました。
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6. ゴーヤー料理 その2
動画再生苗を植えてから44日目、ついにゴーヤーを収穫!収穫の様子をご紹介!
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取材日:2004年7月